心の病の秘訣>ICD‐10の診断基準とは?


うつ病の診断基準の1つとして、「ICD―10」があります。

こちらは、WHO(世界保健機関)の疾病分類で、大項目、小項目の2つの項目があります。

それぞれの中で、自分に当てはまる疾病がいくつあるかによって、軽症、中等症、重症と重症度が判定されます。

では、まず、大項目と小項目を見てみましょう。

大項目

「抑うつ気分」

「興味関心がなく、喜びの気持ちもない」

「疲れやすく、活動的になれない」

小項目

「集中力がなく、ミスが多い」

「自分に自信がない」

「自分自身の価値を見失いがち」

「将来に対する希望が見いだせず、マイナス思考」

「自殺やリストカットなど、自分を傷つけたくなる」

「眠れない」

「食欲がない」



この中で、大項目が2つ以上、小項目が3つ以上当てはまる方が、中等症です。

それ以下のものが、軽症です。そして、大項目が3つ、小項目が4つ以上当てはまる方が、重症と判断されます。

皆さんは、どの症状に当てはまりましたか。

この基準を参考にして、少しでも、うつ病の疑いがあれば、早めに医者にかかりましょう。

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